「深圳からホーチミン」国際貨物輸送ルートが正式に運用を開始

3月5日午前、天津貨物航空のB737貨物機が深圳宝安国際空港を順調に離陸し、ベトナム・ホーチミン市へ直行しました。これにより、「深圳発ホーチミン行き」の新たな国際貨物路線が正式に開設されました。この路線は週4便の運航を予定しており、航空速達小包、EC商品、ハードウェア部品、電子部品など、多様な輸出製品の輸送に重点を置きます。輸入では、ロブスター、ワタリガニ、ドリアンなどの生鮮農産物を主に取り扱います。

天津貨物航空は、深圳を国際航空貨物の中核拠点としての役割を深化させるため、戦略展開に新たな翼を加えました。2024年上半期に深圳からマニラおよびクラークへの国際貨物路線2路線の開設に成功した後、天津貨物航空は再び深圳と協力し、ASEAN地域への物流の架け橋を築きました。特に、深圳税関の最新データによると、ASEANは2024年までに深圳の主要貿易相手国となることが歴史的に明らかになりました。世界のサプライチェーンの急速な変化と東アジア地域包括的経済連携（RCEP）の正式実施を背景に、「深圳とASEAN」の協力エンジンは加速しています。

「深圳発ホーチミン行き」路線の開通は、深圳とASEAN間の「24時間物流圏」の構築を強力に支援するだけでなく、「ベイエリアのイノベーションと研究開発、ASEANにおける効率的な生産、そして世界市場の共有」を特徴とする新たな協力モデルを力強く後押しするものです。この取り組みは、電子製造産業と「一帯一路」における越境貿易の相乗効果を強化し、中国とASEANのサプライチェーンのより深い統合を促進する上で、重要な触媒的役割を果たします。

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